温度計の校正ができる企業の紹介

温度計 の校正というのを知っている方は少ないと思います。一般的に温度計は正確である、と認識している人の方が多いとは思いますが、体温計でも測ってみたらおかしい、壊れたということもありますから、温度計だって狂ってしまうこともあります。しかし、それが企業や研究、食品管理の場など重要な場面で使われる温度計の場合、温度計がおかしいでは困ってしまいます。そこで、温度計の校正が必要となってきます。では、温度計の校正を行ってくれるところとはどういったところなのでしょう。インターネットで検索してみると、温度計の校生を行ってくれる企業は数多く出てきます。その中で、どこの企業がいいのかを選ぶ基準の一つに、JCSS認定機関やMRA対応認定事業者であるかを確認するのが一番ではないでしょうか。

温度計 の校正を行うJCSS認定機関とは?

JCSS(Japan Calibration Service System)とは、「計量法校正事業者登録制度」のことで、独立行政法人産業技術総合研究所の標準供給と独立行政法人製品評価技術基盤機構認定センターの登録事業者となる審査登録のことで、その基準が満たされた登録事業者に対しJCSS校正証明書を発行しています。JCSSに認定された事業者は、確かな技術を持ち、正確な温度計 の校正などを行うことができる機関であると証明されているので、JCSS認定がある企業は信頼性もあると言えます。また、国際的試験所機構のILACとAPLACと相互承認取決に署名しているJCSS認定機関であるIA Japanは、海外でも受け入れられる基準となっているので、MRA対応認定事業者の校正証明書は、世界の主だった国での受け入れが可能となっている、信頼できる企業と言えるのです。

温度計 の校正とはどういう方法で行われるのか?

温度計 の校生には、どういった方法があるのでしょうか。校正法には「定点校正法」と「比較校正法」の2種類があります。定点校正法とは、三重点と凝固点、または融解点を実現する定点実現装置を使用して行います。校生の不確かさが少なく、標準温度計も通常は不要な方法ですが、決まった温度のみの校正しかできない特徴があります。比較校正法は、前もって校正された標準温度計と比較することによって行う校正法です。校生の不確かさが大きく標準温度計も必要ですが、任意の温度での校正が可能となっています。これらの特徴から、定点校正法は、標準研究機関や温度計校正事業者が、標準温度計の目盛付けに向いており、比較校正法は、温度計校正事業者や温度計ユーザーが、現場レベルの温度計の校正に向いている校正法となっています。どういった目的で校生を行うか、しっかりと事業者に伝え、校生を行うことが重要です。