温度計の校正方法細かく説明します

MRA(国際相互承認協定・Mutual・Recognition・Agreement)に対応可能の認定事業者とは、JCSS登録事業者のうち認定後に定期的な検査を受けることや、4年に一度の技術試験を行う条件で、認定国際基準をクリアした事業者を「国際MRA対応・認定事業者」としています。この事業者が校正を行った証明書にはMRA認定シンボルを付すことがゆるされています。このシンボルの入った証明書は、MRA協定の結ばれている国々の間においても、国際的な信頼性の高い証明書の扱いとなります。そのため、計測値の信頼性が安定していることを証明したい温度計は校正を依頼して、証明書が発行されることにより、海外輸出する際にも、国内で販売する際にも、信頼性の高い商品だという証になり得るのです。

温度計の校正の必要性と計測値の信頼性

なぜ、温度計は校正する必要があるのでしょうか?一般社会によって計測する値の信頼性を確保するために必要なことなのです。例えば、食品や医薬品製造業や研究機関において、食品の殺菌温度や医薬品の合成・保管温度の管理などで正確な温度の計測が必要となります。その他の製造業でも、プラント内の化学反応温度や製鉄所の溶鋼温度、発電所での冷却水壁管温度など、間違いがあれば大きなトラブルにつながる可能性のあるものの温度管理にも正確な温度管理が不可欠です。また、自動車や航空機の部品熱処理温度など、計測値の信頼性が重要になります。この計測値の安定がしっかりされていなければ、製造業者等の信用を失墜するだけでなく、社会的な影響がとても大きいことが起こる可能性があるのです。計測器の校正は、社会生活の中で必要不可欠ものなのであり、また、各産業界での法律や規格・品質などのマネジメントでも計測器の校正は必須事項なのです。

温度計の校正を行えるMRA認定事業者

温度計の校正を行う際に、より信頼性の高い事業者に依頼をし、信頼度のある認定書を発行していただきたいものです。そこで国際的信頼度の高い証明書の発行可能なMRA対応認定事業所に依頼をしましょう。独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)の適合性認定を行う認定センターIAJapanのホームページには、MRAの署名認定機関情報が随時更新されています。ここでは各国における校正証明書の受け入れ状況などが確認できます。またIAJapanが運営する認定プログラムで、MRAに対応する認定プログラムを認められた試験所・校正機関が認定事業所となります。認定事業所については、個々のホームページの事業者一覧からも検索可能ですし、インターネットで簡単に探し出すことも可能です。そして各社にて認定されている証明書や状況の確認などを行い、依頼業者の選定を行いましょう。