デジタル温度計の校正はこの企業に

温度計の校正。一般の方にはあまり耳慣れない言葉かと思います。温度計の校正とは、食品工場等で使用する温度計(デジタルもアナログも含む)の誤差を測定し、狂いがないかをチェックすることです。大まかには標準温度計と校正したい温度計を比べて行います。日常の検査は始業前に同じ温度の物を複数の温度計で測定し、誤差がないかという点検を行うだけで問題ありませんが、1年に1回は専門の業者に校正を依頼し、的確な検査を受けた上で使用しなくてはいけません。このような専門的な技術を持つ企業は決して多くはありません。規定に則って厳しく定められた国際MRA(国際的な多国間の承認)に対応できている企業を選定する必要があります。WEB上で資料や料金等をダウンロードできるものもあるので、詳細を確認し、校正の依頼を行ってみてください。

温度計の校正方法はどんなものがあるの?

温度計の校正方法はいろいろありますが、大きく分けると3つの方法があります。もっとも精度が高いのは標準温度計を使用する方法です。使用している温度計と標準温度計の差異を測ります。これは標準温度計自体の校正も必要になってきますが、品質向上を高める国際規格では、大きな施設ではこの標準温度計完備するよう定められています。2つ目はシンプルに新品を購入する方法です。計測器メーカーでは出荷前に校正を行っており、その制度は通常1~3年の保証期間があるため、この期間は標準温度計としても利用が可能。古くなった温度計を校正に出すよりは費用を抑えることができます。3つ目は社内校正です。社内で使用している複数の温度計を集め、同条件で一斉に計測を行います。数値が外れているものの判別を簡単に行う事ができます。様々な方法があり、費用や必要な時間も変わってきます。

温度計の校正の依頼方法はどうなっている?

基本的に温度計や湿度計等の校正は、専門の業者に依頼することが多いです。通常は社内での校正方法でも問題はありませんが、品質管理の徹底という面において、定期的な点検が必要になってきます。温度計や湿度計というものは非常にデリケートなもので、輸送に関しては細心の注意を払わなければいけません。校正の業者に依頼をし、現物を送った過程で故障や不具合が起きてしまうケースもあります。特に水銀を使用したガラス温度計は注意が必要になります。そんなトラブルの解消のために、現在では物を送って確認を依頼するのではなく、実際に校正を行う企業の担当者が、現場に出張して校正を行ってくれるサービスもあります。限られた業者にはなってしまいますが、見積もりの依頼の時点で確認ができるため、必要であればこういったサービスの利用も検討してみてはいかがでしょうか?